具象化とは
ドメイン内に於けるオブジェクトのこと。
抽象化によって起てた仮説を実際の対象オブジェクトが適応しているか検証すること。
抽象化の検証。
差分とは
『ある事象は、ただ一人が、ただ一度だけ設計することにより、ただ1つだけしか存在してはならない』
これは、設計対象の事象を、共通なものと、個別なものとに分類すること、すなわち個々の事象の重複性・類似性に着目し、それらから共通要素の抽出を行う作業である。
結果、共通要素の抽出後に残る個々の差分(ユニークな事象)のみを製造すればよい。
ユニークな事象を各担当者に分配することで、作業の並列化を図ることができ、また実装された機能もユニーク性を保持できるため、メンテナンシビリティが向上する。
技術とは
Technical
明治期以前は、「芸術」のような意味で用いられていたが、明治初頭に、芸術とは区別され、物事をたくみに行う「わざ」という意味になった。
技術とは、作品を制作するために用いる方法を呼ぶ言葉で「過程」であると言える。
道徳観をもち技術習得することでよい芸術に仕上げられる。
よい芸術を利用することでよい技術が出来上がる。
抽象化とは
検討対象範囲(ドメイン)内に於けるオブジェクトの意味を複数のものから、
共通した特徴を抜き出し、本質的部分をデータとしてあらわすこと。
抽象的というと事物を観念によって一面的にとらえ、実際の有り様から遠ざかっているさまといわれるが、抽象的な的とは違う。
物事を大きくとらえて、本質的部分をデータとしてあらわすこと。
抽象化を行い仮説を起て、具象化によって検証を行う。
方法論とは
Methodologies
方法に対し順序立てられた思考・意見・説のこと。
ある目的や狙いを達成するためのコンセプト、方法、手順、ツールの組み合わせ手法のこと。
概念とは
オブジェクトの意味を抽象的形式的な本質的部分であらわすこと。
すなわち、そのオブジェクトがその対象(ドメイン)に適用されるかどうかを決める最低限の形式的規定であり、
そのオブジェクトのさまざまな使用のなかでつねに共有される基本的な意味内容の形式的特徴のこと。
オブジェクトの意味が反省され、その本質的で偶発的でない恒常的な部分が抽象化されたとき概念という。
芸術とは
Artistic
芸術とは、出来上がった作品を呼ぶ言葉で「結果」であると言える。
道徳観をもち技術習得することでよい芸術に仕上げられる。
よい芸術を利用することでよい技術が出来上がる。